.. _Ch:HowToStandard: .. highlight:: none スタンダードモード用入力ファイル ================================ スタンダードモード用入力ファイルは次のような格好をしています。 :: W = 2 L = 4 model = "spin" method = "Lanczos" lattice = "triangular lattice" //mu = 1.0 // t = -1.0 // t' = -0.5 // U = 8.0 //V = 4.0 //V'=2.0 J = -1.0 J'=-0.5 // nelec = 8 2Sz = 0 | **大まかなルールは次のとおりです。** * 各行にはひと組ずつキーワード(\ ``=``\ の前)と パラメータ(\ ``=``\ の後)が書かれており間は\ ``=``\ で区切られています。 * 各キーワードは順不同に記述できます。 * 空白行、または\ ``//``\ で始まる行(コメントアウト)は読み飛ばされます。 * 各キーワード、パラメータの大文字\ :math:`\cdot`\ 小文字は区別されません。 ダブルクオート、空白は無視されます。 .. * 必ず指定しなければいけないパラメータ、 指定しない場合デフォルト値が使われるパラメータ、 (他のパラメータの組み合わせによっては)使われないパラメータが存在します。 使われないパラメータが指定された場合にはプログラムは終了し、 入力ファイルをチェックするようにというメッセージが表示されます。 * | パラメータには三種類あります。 | 1. 必ず指定しなければいけないパラメータ (もし存在しない場合には、 :math:`{\mathcal H}\Phi` のエラーメッセージが出力され、プログラムは終了します) | 2. 指定しない場合デフォルト値が使われるパラメータ (もし存在しない場合は、デフォルト値が使用されます) | 3. 使われないパラメータ (使われないパラメータが指定された場合には"入力ファイルをチェックするように"というメッセージが表示され、プログラムは終了します。) | 例えば、ハイゼンベルグ模型でトランスファー積分 :math:`t` を指定した場合が相当します。 もし "model=spin" とした場合には、 "\ :math:`t`" は使用できません。 次に各キーワードの説明をします。 .. toctree:: :maxdepth: 1 Parameters_for_the_type_of_calculation_ja Parameters_for_the_lattice_ja Parameters_for_conserved_quantities_ja Parameters_for_the_Hamiltonian_ja Parameters_for_the_numerical_condition Parameters_for_the_dynamical_Greens_function Parameters_for_time-evolution