6. 謝辞

\({\mathcal H}\Phi\) の開発に当たり、西森秀稔教授が開発された先駆的な数値対角化パッケージTITPACKの実装を参考にしました。特にランチョス法の部分はTITPACKのfortranコードをC言語に移植したものがもとになっています。また、\({\mathcal H}\Phi\) のエキスパートモードにおけるユーザー・インターフェースの設計の際、 田原大資氏が開発されたmVMCの柔軟なユーザー・インターフェースが礎となっています。 インタフェースに関するコードの一部分はmVMCのものを使用しています。 この場を借りて、お二人に感謝します。 本山裕一博士と加藤康之博士には、バグを見つけて報告していただいたことに感謝します。 星健夫准教授と曽我部知広准教授には、 Shifted Krylov法についてのレクチャーや御相談に対して、 またライブラリ \(K\omega\) の開発にご協力いただいたことに感謝します。

\({\mathcal H}\Phi\) ver. 0.1 - ver. 3.1.0は、東京大学物性研究所 ソフトウェア高度化プロジェクト(2015年度, 2016年度, 2017年度)の支援を受け開発されました。この場を借りて感謝します。