4.2.13. PairLift指定ファイル¶
PairLiftカップリングをハミルトニアンに付け加えます (\(S=1/2\)の系でのみ使用可能)。 付け加える項は以下で与えられます。
以下にファイル例を記載します。
======================
NPairLift 6
======================
========NPairLift ======
======================
0 1 0.50000
1 2 0.50000
2 3 0.50000
3 4 0.50000
4 5 0.50000
5 0 0.50000
ファイル形式¶
以下のように行数に応じ異なる形式をとります。
1行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
2行: [string01] [int01]
3-5行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
6行以降: [int02] [int03] [double01]
パラメータ¶
\([\)string01\(]\)
形式 : string型 (空白不可)
説明 : PairLiftカップリングの総数のキーワード名を指定します(任意)。
\([\)int01\(]\)
形式 : int型 (空白不可)
説明 : PairLiftカップリングの総数を指定します。
\([\)int02\(]\), \([\)int03\(]\)
形式 : int型 (空白不可)
説明 : サイト番号を指定する整数。0以上
Nsite
未満で指定します。\([\)double01\(]\)
形式 : double型 (空白不可)
説明 : \(J_{ij}^{\rm PairLift}\)を指定します。
使用ルール¶
本ファイルを使用するにあたってのルールは以下の通りです。
スピン系のみで使用可能です。電子系、近藤系で指定した場合は計算に使用されません。
行数固定で読み込みを行う為、ヘッダの省略はできません。
成分が重複して指定された場合にはエラー終了します。
\([\)int01\(]\)と定義されているPairLiftカップリングの総数が異なる場合はエラー終了します。
\([\)int02\(]\)-\([\)int03\(]\)を指定する際、範囲外の整数を指定した場合はエラー終了します。