4.2.18. SpectrumVec指定ファイル

スペクトル計算用の入力ファイルのヘッダを指定します。 ファイル名およびファイル形式は以下の通りです(ファイル形式はeigenvec.datと同様です)。 ファイルデータはバイナリ形式です。

ファイル名

  • ##_rank_$$.dat

##はSpectrumVecで指定されるヘッダ、$$はランク番号を表します。また、&&はTPQ時のサンプリングの番号を表します。

ファイル形式

  • 1行目:\([\)int01\(]\)

  • 2行目:\([\)int02\(]\)

  • 2行目-: \([\)double01\(]\) \([\)double02\(]\)

パラメータ

  • \([\)int01\(]\)

    形式 : int型

    説明 : 計算対象のヒルベルト空間数を指定する整数。

  • \([\)int02\(]\)

    形式 : int型

    説明 : 計算に要したステップ数を表します。Lanczos法ではLanczosステップ数、TPQ法ではハミルトニアンを乗算した回数を記載します。

  • \([\)double01\(]\), \([\)double02\(]\)

    形式 : double型

    説明 : 入力するベクトルの値を表します。
    \([\)double01\(]\)が実部、\([\)double02\(]\)が虚部を表します。