4.2.4. LocSpin指定ファイル

局在スピンを指定します。以下のようなフォーマットをしています。
================================
NlocalSpin     6
================================
========i_0IteElc_1LocSpn ======
================================
    0      1
    1      0
    2      1
    3      0
    4      1
    5      0
    6      1
    7      0
    8      1
    9      0
   10      1
   11      0

ファイル形式

以下のように行数に応じ異なる形式をとります。

  • 1行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。

  • 2行: [string01] [int01]

  • 3-5行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。

  • 6行以降: [int02] [int03]

パラメータ

  • \([\)string01\(]\)

    形式 : string型 (空白不可)

    説明 : 局在スピンの総数を示すキーワード(任意)。

  • \([\)int01\(]\)

    形式 : int型 (空白不可)

    説明 : 局在スピンの総数を指定する整数。

  • \([\)int02\(]\)

    形式 : int型 (空白不可)

    説明 : サイト番号を指定する整数。0以上Nsite未満で指定します。

  • \([\)int03\(]\)

    形式 : int型 (空白不可)

    説明 : 局在スピンか遍歴電子かを指定する整数。
    0: 遍歴電子 \(n>0\): \(2S=n\)の局在スピン を選択することが出来ます。

使用ルール

本ファイルを使用するにあたってのルールは以下の通りです。

  • 行数固定で読み込みを行う為、ヘッダの省略はできません。

  • \([\)int01\(]\)\([\)int03\(]\)で指定される局在電子数の総数が異なる場合はエラー終了します。

  • \([\)int02\(]\)の総数が全サイト数と異なる場合はエラー終了します。

  • \([\)int02\(]\)が全サイト数以上もしくは負の値をとる場合はエラー終了します。