6.2.1. 格子定義ファイルの作成

PMWAでは標準的な模型に対して格子定義ファイル lattice.xml を生成するための簡易ツールとして lattgene を用意しています.ここでは lattgene の使用方法について説明します.

lattgene ではcubic latticeに関する格子定義ファイルを作成することが出来ます. 指定するパラメータは下記の通りです.

Parameter type 備考
D int 次元数
L int 格子のサイズ(各次元について連続で指定します)
B double 逆温度
NLdiv int Lの分割数 (各次元についてそれぞれ NLdiv分割します)
NBdiv int Bの分割数
NFIELD int 磁場の種類の数(基本的には0に設定)

使用例を以下に記載します.

  1. 1次元8サイト, 逆温度10.0, 分割数は1の場合の格子ファイルを定義

    $ lattgene 1 8 10.0 1 1 0

  2. 2次元4*4サイト, 逆温度10.0, 分割数は1の場合の格子ファイルを定義

    $ lattgene 2 4 4 10.0 1 1 0