5.7. [log] セクション

このセクションはログファイル名とログレベルを指定します。

5.7.1. 入力形式

keyword = values の形式でキーワードとその値を指定します. また, #をつけることでコメントを入力することができます(それ以降の文字は無視されます).

5.7.2. キーワード

  • level

    形式 : str

    説明 : ログレベルを指定します. 以下のレベルが利用可能です.

    • debug

    • info

    • warning

    • error

  • console

    形式 : str

    説明 : コンソールに出力するかどうかを指定します. 選択可能な値は以下の通りです.

    • default はMPI環境が利用可能かどうかを自動判定します.

    • mpi はMPI環境であることを明示的に指定します.

    • serial はMPI環境でないことを明示的に指定します.

    • none はコンソールに出力しません.

  • console_level

    形式 : str

    説明 : コンソールに出力するログレベルを指定します.

  • logfile_path

    形式 : str

    説明 : ログファイルのパスを指定します. 指定しない場合はコンソールに出力します. ディレクトリが存在しない場合は自動的に作成されます.

  • logfile_mode

    形式 : str

    説明 : MPI 環境でのログファイル出力方法を指定します.

    • master はランク0のみログをファイルに出力します.

    • collect は全ランクのログを一つのファイルに出力します.

    • workers は各ランクごとにファイルを作成します.

    • serial はMPI環境を考慮しません.

  • logfile_level

    形式 : str

    説明 : ログファイル出力するログレベルを指定します.

  • logfile_rank

    形式 : int or list of int

    説明 : ログファイルに出力するMPIランクを指定します. 指定しない場合、全ランクが対象となります.