5.2. [mlref] セクション

MC計算の結果から原子配置のみを取り出す際のオプションを設定します. 例えばニューラルネットワークモデルの精度評価と訓練データの拡張などに利用します.

以下のようなファイルフォーマットをしています.

[mlref]
nreplicas = 3
ndata = 50

5.2.1. 入力形式

keyword = value の形式でキーワードとその値を指定します. また, #をつけることでコメントを入力することができます(それ以降の文字は無視されます).

5.2.2. キーワード

  • レプリカに関する指定

    • nreplicas

      形式 : int型 (自然数)

      説明 : レプリカ数を指定します.

    • ndata

      形式 : int型 (自然数)

      説明 : 取り出すデータ(原子配位)の数

    • sampler

      形式 : 文字列 ("linspace" or "random", デフォルトは "linspace")

      説明 : \(N\) 個生成されている MC サンプルから \(N_\text{data}\) のデータをどのようにして取り出すか.

      • "linspace"

        numpy.linspace(0, N-1, num=ndata, dtype=int) を用いて等間隔に取り出す

      • "random"

        numpy.random.choice(range(N), size=ndata, replace=False) を用いたランダムサンプリング