InterAll指定ファイル¶
ここでは一般二体相互作用をハミルトニアンに付け加えます。付け加える項は以下で与えられます。
以下にファイル例を記載します。
======================
NInterAll 36
======================
========zInterAll=====
======================
0 0 0 1 1 1 1 0 0.50 0.0
0 1 0 0 1 0 1 1 0.50 0.0
0 0 0 0 1 0 1 0 0.25 0.0
0 0 0 0 1 1 1 1 -0.25 0.0
0 1 0 1 1 0 1 0 -0.25 0.0
0 1 0 1 1 1 1 1 0.25 0.0
2 0 2 1 3 1 3 0 0.50 0.0
2 1 2 0 3 0 3 1 0.50 0.0
2 0 2 0 3 0 3 0 0.25 0.0
2 0 2 0 3 1 3 1 -0.25 0.0
2 1 2 1 3 0 3 0 -0.25 0.0
2 1 2 1 3 1 3 1 0.25 0.0
4 0 4 1 5 1 5 0 0.50 0.0
4 1 4 0 5 0 5 1 0.50 0.0
4 0 4 0 5 0 5 0 0.25 0.0
4 0 4 0 5 1 5 1 -0.25 0.0
4 1 4 1 5 0 5 0 -0.25 0.0
4 1 4 1 5 1 5 1 0.25 0.0
…
ファイル形式¶
以下のように行数に応じ異なる形式をとります。
1行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
2行:
[ninterall] [count]
3-5行: ヘッダ(何が書かれても問題ありません)。
6行以降:
[i] [s1] [j] [s2] [k] [s3] [l] [s4] [v.real] [v.imag]
パラメータ¶
[ninterall]
形式 : string型 (空白不可)
説明 : 二体相互作用の総数のキーワード名を指定します(任意)。
[count]
形式 : int型 (空白不可)
説明 : 二体相互作用の総数を指定します。
[i]
,[j]
,[k]
,[l]
形式 : int型 (空白不可)
説明 : サイト番号を指定する整数。0以上
Nsite
未満で指定します。[s1]
,[s2]
,[s3]
,[s4]
形式 : int型 (空白不可)
説明 : スピンを指定する整数。 0=アップスピン, 1=ダウンスピン のいずれかの値を取ります。
[v.real]
形式 : float型 (空白不可)
説明 : \(I_{ijkl\sigma_1\sigma_2\sigma_3\sigma_4}\)の実部を指定します。
[v.imag]
形式 : float型 (空白不可)
説明 : \(I_{ijkl\sigma_1\sigma_2\sigma_3\sigma_4}\)の虚部を指定します。
使用ルール¶
本ファイルを使用するにあたってのルールは以下の通りです。
行数固定で読み込みを行う為、ヘッダの省略はできません。
Hamiltonianがエルミートという制限から\(I_{ijkl\sigma_1\sigma_2\sigma_3\sigma_4}=I_{lkji\sigma_4\sigma_3\sigma_2\sigma_1}^{\dagger}\)の関係を満たす必要があります。上記の関係が成立しない場合には、
strict_hermite
パラメータの値に応じて、エラー終了またはメッセージを表示します。 また、エルミート共役の形式は\(I_{ijkl\sigma_1\sigma_2\sigma_3\sigma_4}c_{i\sigma_1}^{\dagger}c_{j\sigma_2}c_{k\sigma_3}^{\dagger}c_{l\sigma_4}\)に対して、\(I_{lkji\sigma_4\sigma_3\sigma_2\sigma_1}\) \(c_{l\sigma_4}^{\dagger}c_{k\sigma_3}c_{j\sigma_2}^{\dagger}c_{i\sigma_1}\)を満たすように入力してください。成分が重複して指定された場合にはエラー終了します。
[count]
と定義されているInterAllの総数が異なる場合はエラー終了します。[i]
,[j]
,[k]
,[l]
,[s1]
,[s2]
,[s3]
,[s4]
を指定する際、範囲外の整数を指定した場合はエラー終了します。