eigen

収束したハミルトニアンの固有値、固有ベクトルをnpz形式で出力します。 ファイルは環境設定ファイルの file.output セクション eigen で指定された文字列 (以下、 eigen_str ) を用いて、 {key}_eigen_str.npz という名前で出力されます。 ここで、 {key}

  • mode.param セクションで Sz を指定しない場合: sz-free

  • mode.param セクションで Sz を指定した場合: spin-up , spin-down

となります ( Sz を指定した場合には2つのファイルが書き出されます)。 以下、データを読み込む例となります。

import numpy as np
data = np.load("key_eigen_str.npz")
eigenvalue = data["eigenvalue"]
eigenvector = data["eigenvector"]

eigenvalue には固有値が低い順に格納されます。 N を全サイト数とした場合、

  • mode.param セクションで Sz を指定しない場合: 2 N

  • mode.param セクションで Sz を指定した場合: N

の固有値が出力されます。

eigenvector には対応する固有ベクトルが格納されます。 第1列目のindexは n_site をサイトのindex、 n_spin をスピンのindex(upの場合に0, downの場合に1)として、

  • mode.param セクションで Sz を指定しない場合: n_site + n_spin * N

  • mode.param セクションで Sz を指定した場合: n_site

に対応し、第2列目のindexは固有値のindexに対応します。